アニメ所感〜2007春〜

空が好きな主人公が、ある夜に不思議な少女と出会う。彼女は空に憧れているが、日の光の下に出ることが出来ない、人ならざる存在であり…。
イラストがかなり良く、ストーリーも後半の急展開に惹き付けられるので、平均は超えていると思った。
DVD購入はぐっと我慢した。俺偉い。(笑)

主人公の4人の女学生の日常。
最初はかなり痛いイメージがあったが、中盤につれて安定して楽しめるようになった気がするので、評価を上げた。とは言っても、パクリパロディは相変わらず多い。ハルヒネタはやりすぎだと思った。(^^;
途中で少し評価を上げたが、最終的にはこの作品は、世間で盛り上がっているほど素晴らしいとは「自分は」思わなかったので、微妙な評価に変更。アニメーションの質は高いと思うが。

舞台は19世紀の西部を思わせる。主人公の賞金稼ぎが、賞金首となっている不思議な力を持つ少女と何故か旅をすることとなり…。
今回の中では面白い。雰囲気もよく、アクションもいい感じ。曲もOP・ED・テーマ全てで雰囲気が出ている。萌え的な要素も時々あるが、いやらしい感じがあまりないのもgood。
評価を下げているが、面白さが下がっているというよりは、他作品でいいのが増えたので相対的にという気持ち。
特に最後ははらはらする場面もあり、良かった。が、B+には届かず、といった感じ。

「ゲームしないか」と言われて軽い気持ちで同意したロボットによる戦いは、実は人類の滅亡をかけた戦いだった。しかも、操縦をしたものは必ず死ぬ…。
戦いというよりは、搭乗者の人間模様、心境の移り変わりがメインで、テーマは重い感じ。
ちなみに、搭乗者がやたら多いのだが、1クールなのだろうか?と思ったら、やっぱり2クール目に入った。後半になり深さを感じるようになり、評価を上げた。
重厚なテーマで最後までつづられた本作はなかなか。どうも原作と展開が違うらしいが、アニメはアニメで別というスタンスも好きである。テーマに抵抗がないならお勧め。

ある日出現した異形の存在との戦い。その中で、主人公は人知を超えた強大な力を得ることとなり、彼と人類vs異形の存在との戦いが始まる。
ばりばり戦闘。設定は細かいようだが、その細かな設定を生かせていない気がするのは気のせいか。
描画がやたらと細かかったというのが印象だが、評価としては普通。

運動神経もなく気弱な主人公が、初めは乗ることすら出来なかった自転車に魅力を見出し、奮闘する。
一言で言えば自転車熱血アニメ。目立たないキャラがふとしたきっかけで何かに目覚める、というのはありがちなテーマであり、肌に合わないかと思い1話は見逃したのだが、意外といい感じ。
ただ、シリアスなシーンがあると思ったら過剰なまでのボケがあったりと、いまいち何を強調したいのか見えない。
と思ったら、後半はずっとレースでシリアスしかない。というか、レースで十数回使っているので正直だれる…。
結局レースが終わりでアニメも終わりっすか。普通かな。

PCゲームで好評を博したらしい同名作品のアニメ化(自分はPC版未プレイ)。どうやらPC版の世間の評価はよいらしい。のだが、アニメの感想は、うーん。(-_-;
キャラクターごとにスポットを当てているが、最初の頃は展開も早く、よく分からないときもあったり。
後半あたりはなかなかしっかり作られていた気がするので、少し評価を上げてみた。といっても、ヒロインが変わってもストーリーがリセットされないので、主人公が移り気な感じが…。

極端なあがり症の主人公が、ふとしたきっかけで演劇研究会に入ることになり…。
普通だが、キャラクターは魅力的だと思うので、キャラに思い入れ出来るなら評価を上げてもいいかもしれない。
ちなみに、けっこうあっさりと終わったのが驚いた。

主人公が乗った船が遭難し、流れ着いた島は女性しかいない島だった。
女性ばかりに男が一人。ありふれたテーマであるが、どたばたっぷりがけっこう楽しい。
男がいないということで、女性キャラが天真爛漫=えちー描写もあったり。民放だからミエナイケドネ。(^^;
中盤になり、どんどんキャラが増加。もちろん女キャラばかりだが。
最後は少しシリアスだったが、大騒ぎのイメージが強い本作。普通〜ちょっと上くらい。

世界の覇権を争う、意思を持つロボット同士の戦闘。主人公は、そのロボットによってパイロットとして選ばれ、戦いに身を置くこととなる…。
久しぶりに見た後藤圭二さん作画のアニメ。特出するところはないが、気になる部分もなし。まったりと鑑賞中。
結局最後は主人公なんだね、といった感じ。熱血ロボットアニメだと思うことにしよう。

主人公は、中学でエースを張っていたが、チームメイトの反発が大きく、すっかり気弱な性格になってしまった。そして、野球を止めるために入った高校なのだが、何の因果かここでも野球部に入ることになる…。
熱血(?)野球もの。購読している「アフタヌーン」が原作のアニメ化。一部の大きな女の子たちに大人気らしい。(^^;
ストーリーはいまのところ普通だが、原作の雰囲気はけっこう出ているのではないかと思う。と思ったが、よく読んでいる人に言わせれば、けっこうカットされているのも目立つとか…。それでも動きは細かいので、少し評価を上げてみた。
とりあえず原作通りで、1回戦までで終了。もう少し続きを見たかったなあ。

主人公は、ヒロインを助けるために命を落とすが、そのヒロインは人ならざる存在であり、彼女に命を与えられて生き返った主人公は、彼女と共に追っ手との戦いに身を置く。
ストーリーの出来は普通だと思うのだが、ヒロイン役の川澄綾子さんの「ふふん」がどうもしっくりこない。川澄さんはさすがにけっこう中堅になっていると思っているのだが、あれはわざとなのだろうか?と思ったが、と思ったが、中盤を越えて、そんなものなのかなあと何となく納得してしまった部分もあった。
他作品に比べると、ちょっと落ちるかなという印象だったが、惰性とはいえ見てしまうのは何故だろう。(^^;
何となく古臭さが最後まで残った本作。うーん、まあまあ?

契約者と呼ばれる特殊な能力を持った主人公が、悲しい過去を持った女性たちとの関わりや敵能力者との戦いの中で生きる。
この作品を一行で説明するのは難しいが、シュールな感じ。公式を見たほうがいいかもしれない。
派手なアクションとテーマの重厚さがなかなか良く、他作品に比べて抜きん出ている印象。中盤になり設定が色々と見えてきても、面白さは変わらない。
好みはあるかと思うが、最後まで楽しめたので、A-に上げてみた。お勧め。

主人公のジュリエットは舞踏会でロミオという男性に出会い、一目でお互いに恋に落ちる。だが、ジュリエットはかつて独裁者によって殺害された王国のただ一人の末裔であり、ロミオはその独裁者の息子であった。
誰もが名前くらいは知っている「ロミオとジュリエット」をファンタジー風にアレンジ。
元の「ロミオ」もちゃんと見たことがないので、自分には比較は出来ない。内容は普通。
一応大筋は原作と同じで終了。普通かな。

「魔法少女リリカルなのは」シリーズが、(たぶん)好評につき第三シリーズ。
正直、二作目まででよかったのではないだろうか?まあやっているものは見るが。かなりオタク向きな作りだと思うので、好みが分かれるかもしれない。
最後はかなりシリアス。作品的には悪くなかったので、Bに評価をあげた。が、痛恨の最終回見逃し。やれやれ。(^^;

熱血野球馬鹿アニメ。
最初は見ていなかったが、第二シリーズの途中から見始める。熱血もの、自分はけっこう好きだったりする。

主人公は、普通の人間として暮らしていたが、ある日特殊な能力が覚醒し、人類から追われる存在となる。主人公は、同様の能力を持つ人たちと行動を共にし…。
さすがに土曜日の夜6時に放送するだけのことはあり、内容はかなりよいが、意外にも2クールで終了とは。

主人公は、iDOLと呼ばれる巨大ロボットの操縦者=アイドルマスターとなり、学園生活を送りながらアイドルとしての仕事もこなすことになる。
ゲームは単純な育成だったと思うが、アニメはロボットばりばり。キャラクターはかわいらしいままで、ロボットとのコラボ。ちょっと斬新かも。
ロボットにも命がある、というのがテーマの1つ?なのかな。ロボットものとして捉えたほうがいいかもしれない。

「英國戀物語エマ」の第二シリーズ。
前作に引き続き完成度は高いと感じたが、ちょっと短いかなと思ったのが気になる。

主人公たちは、ある日異世界に飛ばされる。そこで、心の剣「心剣」を操るものとして、戦いを繰り広げる。
キャストと絵は素晴らしい。ストーリーも悪くない。が、1クールで終わるとは思わなかった。(^^;

主人公は、炎を操る一族の子として生まれながらもその能力が開花せず勘当される。数年後、主人公は風を操る能力者として帰ってくる。
演出はなかなか派手だが、内容は普通。むしろこちらが2クールなのが驚いた。
何となく中途半端な終わり方だったのが惜しまれる…が、これ以上続くのもどうかと思うので、こんなもんだろう。

滅亡の危機に瀕した人類は、存亡をかけて宇宙を旅し、そこで主人公に出会う。主人公は、王家に代々伝わる予言に現れる、崇高な種族の力を宿す存在であった。主人公は人類と行動を共にし、戦いに身を置く…。
宇宙を舞台にした戦闘がメイン。最初は普通だったが、中盤になり面白くなってきた。評価こそは上げてはいないが、気持ちとしては上がっている。
最終回に近づくにつれて面白くなってきたので、評価を少しアップ。終わり方も敢えて全てを描かないのがgood。

主人公は旅行先の海で溺れ、人魚のヒロインに助けられる。だが、この世界の人魚の一族はヤクザのような存在で、ヒロインはその組長のただ一人の愛娘だった。人魚の存在を知られたものは、知られた相手か自分のどちらかが死ななければいけないという掟があったが、家族になれば身内なので無問題、ということで(笑)、ヒロインと結婚することになるが…。
けっこうノリツッコミが激しい。主人公が命を狙われるのも日常茶飯事だが、ギャグ風なタッチで暗い印象はない。
最後までどたばた。やっぱり普通かな。

2話目からは番組が競合したため、1話しか見ていない。三国志のストーリーのアレンジなのだとは思うが。
たぶんまあまあ。

普通見られる局ではやっていないのだが、先日ちょっと頑張って4話を見てみた。キャラクターはキラキラ(笑)でいかにもPCゲーム(実際そうだが)だが、ストーリーは一話分しか見なかったにも関わらず、なかなか。メイン局でやっていたら毎週見ていたかも。ちょっと残念。

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