アニメ所感〜2008夏〜

雑誌「LaLa」で連載中の同名作品のアニメ化。妖怪を見ることが出来る主人公は、ある日祖母の遺産の「友人帳」を見つける。それは、妖怪から奪った名前が載っている契約書だった。そして、その日から、奪われた名前を取り戻しに来る妖怪たちとの日々が始まる。
続きものだが基本的に1話完結。妖怪ものではあるが、全体的にはまったりとした感じ。1クールで終わったのは少し残念であるが、終劇的な描写でもなかったため、続く可能性もあるのかもしれない。

同名のニンテンドーDSソフトの先行アニメ化。舞台は獣人が人間を支配する世界。世界を滅ぼす力を持つと言われる「デストラクト・コード」というアイテムが何故か反応した主人公(人間の男)が、そのせいで世界撲滅委員会の一員に巻き込まれ、旅をすることになる。
続きものだが基本的に1話完結。設定だけを聞くと物々しいが、内容はどたばたコメディ。終盤は少し真面目な感じだが、評価は普通。人によっては結末が読めたかもしれない。

同名のPCゲームのアニメ化。「三国志」の登場人物が全員女性となっている設定の話。
続きものだが基本的に1話完結。武器を振り回す決闘場面などもあるが、所々で女性同士の絡みが…。後述の「一騎当千」には及ばないが。キャラは今時の美少女キャラ系なので魅力的だと思うが、たぶん好みがあると思う。ただ、キャストはかなり多く、豪華さはある。(18禁声優的な意味で)
話としては一段落ついたところで終わったが、ストーリー的にはまだまだ続いてもおかしくない終わり方であった。

「一騎当千」のアニメ化第三弾。第一期と第二期を見ていないので、野暮な解説は避けることとするが、こちらも戦国ものの子孫という設定っぽい。
続きものだが基本的に1話完結。こちらも拳による決闘シーンが多めだが、レズ風味は「恋姫†無双」よりも更に多め。拳で語るので、キャラはかわいいというよりはたくましい感じ。やはり好みがあると思う。個人的には「恋姫」のほうが好み。(^^;
こちらもまだまだ続きそうな終わり方。自分にはどこがそこまでよいのか分からないが、更に続編もあるのだろうか…。

「スレイヤーズ」のアニメ化第四弾。特に解説は不要だろうが、テレビアニメ化はかなり久しぶり。
続きものだが基本的に1話完結。久しぶりに林原さんの主役を見た気がする。テンションは相変わらず高い。
以外にも1クールで終わってしまったのがびっくり。最後まで普通。

小説「魔法遣いに大切なこと」のアニメ化第二弾。魔法が、スポーツが得意、勉強が出来るといった能力と同じくらい当たり前に存在する世界で、田舎出身の魔法使いの主人公が、都会で魔法の勉強をしながら成長していく。
続きものだが基本的に1話完結。設定は第一期と同じのようだが(第一期は見ていないが(笑))、キャラは一新している。色モノ風な感じはなく、素直にストーリー重視。他の作品よりはいい感じ。
1クールだったのはちょっともったいない気がしたが、綺麗に終わっているので、こんなものだろう。作画にはやや好みがあるかもしれない。

絵本を原作としたアニメ。とあるきっかけで動けるようになった案山子(かかし)と町の人々とが織り成す日常。
前半は1話完結。後半は続きものだが基本的に1話完結。フル3Dなのが特徴。非常にほのぼのとしており、安心して見られる良作。フル3Dに抵抗がなければ是非お勧めしたい作品。ただ、本作はフル3Dであるがゆえに、世間一般的な視覚的に魅力的な萌え要素は弱い。ということで、A-に止めることとした。

漫画「西洋骨董洋菓子店」のアニメ化。主人公は、パティシエの腕は一流だが、何故か男性を惹きつける不思議な魅力(笑)を持つ男性である。その性格がゆえに雇われ口がなかったが、昔の知人の店で雇ってもらえることになる。
続きものだが基本的に1話完結。序盤は「ゲイものか」と視聴を躊躇ったところもあったが、中盤以降はきっちりとストーリーが出来ていたので、良かった。途中で見るのを止めなくて、これは正解。とは言え、女性向けだとは思う。

漫画「ひだまりスケッチ」のアニメ化第二弾。ひだまり荘で暮らす、美術科に通う女学生らのスクールライフ。
1話完結。今回もまったり。元が4コマ漫画なので、1話中にショートストーリーが何本もある感じ。原作が好きなので個人的には好きだが、第一期ほどのインパクトはない。とは言え、安定感はある。

同名の小説のアニメ化。完全無欠のお嬢様の意外な趣味を偶然知ってしまったことから始まる、学園ラブコメディ。
続きものだが基本的に1話完結。この作品は、○○メイトやらとら○○○やらコ○ケやら、そのままの名前で出るのが印象的だった。協賛しているのだろうか。ベタだが、男女の設定が逆というのがちょっと新鮮。深夜アニメを見る人なら、楽しめるだろう。(^^;
序盤こそ新鮮さがあったが、やはりベタ感が終盤は気になり、最終評価は少し下げた。とは言え、キャラクターは魅力的だと思うので、そういう面では評価できると感じた。

漫画「鉄腕バーディー」のテレビアニメ化。主人公は、宇宙警察に所属するバーディーの捜査中に誤って殺されてしまったことから、バーディーと肉体を共にすることになる。
続きものだが基本的に1話完結。ようは1つの体に2つの人格という感じ。ちなみに、テレビアニメ化は初らしい。意外。
1クールで終わったが、終わり方が普通に続きそうな感じで、評価は分かれるかもしれない。

同名の小説のアニメ化。主人公の蘭は、ある日転向してきた少女により、超能力に目覚める。これがきっかけで、様々な事件に関わることになる。
続きものだが基本的に1話〜数話完結。信頼のNHKブランド、と言いたいところだが、今回は普通。

同名の小説のアニメ化。タイトル通り(笑)。
1話完結。タイトルが探偵ものっぽいのに、「コナン」のような謎解き要素はなく、毎回色々なものと戦っていた気がする。全体的にいまいち感が拭えなかった。

元々はイラストカットの企画だったものが、メディアミックスを経てアニメ化。魔法の力を持つ主人公が、「ストライカーユニット」という飛行装置を使って外敵の脅威と戦う。
続きものだが基本的に1話完結。何故かパンツ率が高いと思ったら、海軍ということで水着らしい。水着なら安心…ではなく、上着に水着はえちぃ。ただ、えちぃさは売りつつ、ストーリーや戦闘シーンもかなりいい感じなので、なかなかよい。さらに、魔法を使うと影響で獣耳が生えるという謎で、そちらのニーズにも対応。今回の良作。
(最初はA-にしていたが、さすがに言い過ぎと思いB+に修正。8/4追記)
1クールで強引に終わらせた感があり、残念。せっかくキャラクターが多いのに、全員の魅力を十分に引き出せていなかったと感じたのは自分だけか。

「CODE-E」という、元はオリジナル?アニメ作品の第二弾。電子機器等に影響を与える「TYPE-E」という特殊能力を持つ主人公が、同じ力を持つがゆえに生活に苦しむ人々を救うために戦う。
1話完結。一昔前といった感じがするのは自分だけだろうか。可もなく不可もなく、といった感じ。

「ゼロの使い魔」のアニメ化第三弾。第三弾なので、説明はいいだろう。(^^;
続きものだが基本的に1話完結。今回も釘宮さん他がいい味を出しているので、ツンデレ分(謎)の補給にどうぞ。エロスも相変わらず。
終わり方が普通に第四期を示唆する感じで、やや不満。それなら普通に2クールやってほしい。ということで、評価を少し下げた。

前期の「ネオ アンジェリーク Abyss」の続き。設定自体は前作とあまり変わりがないので、略す。
続きもの。やっぱり、主に女性向け。今回は完結した感じで、多分終わりだろう。
ただ、一部と二部の間にかなりの空白期間はあったようだが、敢えて二部に分ける必要が果たしてあったのだろうか。

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