アニメ所感〜2009冬〜

同名の漫画のアニメ化。主人公の少女は元ダンサーだったが、怪我のために引退後に入学した学校で、変形するバイクのような乗り物「ライドバック」に出会い、魅せられていく。
続きものだが基本的に1話完結。メカニック系ではあるが、ライドバックが人間のような変形や振る舞いをするので、そんなに堅苦しくない。
マシンとしては興味深かったが、あっという間に終わってしまった感じ。レース大会とかがあるのかと思ったら、警察とか軍事的な話になっていた。うーん残念。

以前に放送された「夏目友人帳」の第2期作品。設定は前回の続きなので、割愛。
1話完結。前作同様、妖怪ものではあるがまったりとした感じで、キャラクターも魅力的であり、いい感じ。
個人的には好きなのだが、インパクトという面ではもう一押し足りない感じ。ということで、評価を微減。

オリジナルアニメ。現在メディアミックス展開中の模様。宇宙での暮らしが当たり前となり、人間と人語を話すロボットが共存する世界。主人公の少女は、ふとしたきっかけで謎のメカと謎の少女に出会い、本人が望まないにも関わらず、大いなる運命に飲み込まれていく。
続きもの。キャラクター設定も結構しっかりしており、よく動く(演出的な意味で)。メカも頑張っており、キャストも魅力的ということで、なかなかの良作。終盤も予想外に展開してなかなか良かった。おすすめ。

以前に放送された「屍姫 赫」の続編。というか、タイトルが変わっただけで、続いているといったほうが正確。
続きもの。大まかな評価は前作のものを参考ということで、今回は前作よりももっと血生臭い感じ。
悪くはないのに、何となく物足りなさを感じていたが、その原因は声優の棒演技だということに今更ながら気付いた。棒演技がなければもう少し評価も変わった気もする、残念な一作。

漫画「はじめの一歩」のアニメ化第2弾。熱血ボクシングもの。
続きものだが基本的に1話完結。けっこう有名な作品だが、これが第2期というのはちょっとびっくり。原作も前作も見ていないので、ちょっと設定に戸惑うところもあるが、スポ根ものなのであまり気にせず楽しめる。熱血アニメっぽい熱血アニメで、良かった。一応切りのよいところで終わったが、続編を期待できそうな終わり方で、続編にも期待したい。

平安時代の名作「源氏物語」のアニメ化。
続きもの。本家をきちんと読んだことがないので推測ではあるが、大幅なアレンジはなく、一応原作に忠実な感じ…の気がする。とはいえ、キャラクターは今風のイケメン、美女の描写。
最初から最後まで交わっていた印象しかないのだが…。源氏物語ってこんな感じなのだろうか?

同名の漫画のアニメ化。主人公の少年は、世間を離れた山奥で十数年暮らしていたが、父親の薦めで、修行のために都会にある道場の居候になることになった。しかしそこは、四人姉妹が住む家であり、どたばたな学園生活の始まりであった。
続きものだが基本的に1話完結。導入は違うが、ありがちな男一人に女が大勢の設定で、新鮮さがない。イロ物風な印象も強く、剣術の強さもいまいち目立たない。 結局、終わり方も好評なら続編が作れるかもね、的な中途半端な感じで、最後まで凡作の域を出なかった。本作が終わって唯一残念なのは、牧野さんの出演作が1つ減ったことくらいか。(^^;

漫画「黒神」のアニメ化。この世界には、自分と同じ顔を持つ人間が三人存在し、もしそれらが出会ってしまった場合、存在の強いほうに運命の力が吸い取られ、弱いほうは程なく事故や病気などで死んでしまう。しかし、その出会いを不自然に起こすことを防ぐ存在があり、ヒロインの少女もその一人であった。主人公の少年は、ふとしたきっかけでその少女と出会い、運命に巻き込まれていく。
続きものだが基本的に1話完結。原作からかなりアレンジが加えられているらしい。12話で一旦話が切れ、全後半という構成。ちょっとアクションの物足りなさは感じたが、エフェクトはなかなか豪華で良かった。最終話は少し蛇足だった気がしたが、それを除けば一定のクオリティはあった。

オリジナルアニメ。現世と異世界が交錯する舞台。主人公の少女は、ある日異世界の少年の呼びかけを聞いたことから、大いなる運命に巻き込まれていく。
続きもの。ファンタジーな感じ。全9話と少し短かったが、とりあえず一旦完結はした感じ。設定の割にはストーリーの膨らみが乏しかった印象はあるが、キャラクターは魅力的に描かれていたのでまあまあ。劇場版があるらしいが、うーん。

漫画「鉄腕バーディー」のアニメ化第2弾。前作の続きのため、説明は割愛。
続きものだが1話完結。前作よりもキャラクターが生き生きと描かれている感じだが、途中で作画がいまいちになったりと、ちょっとびっくり。ストーリーの展開上故意に行ったものかもしれず、判断はしかねるが、まあ凡作以上ではあると感じた。エンディングが手抜きに見せてけっこう楽しいのも良かった。(^^;

同名のライトノベルのアニメ化。学生である主人公の少年は、ある日缶ジュースを飲んだところ、何と缶が少女に変身(ガーリッシュ)してしまった。その日から、主人公とアキカン(ガーリッシュした少女たち)との不思議な生活が始まる。
続きものだが基本的に1話完結。キャラクターのインパクトが非常に強く、エンディングテーマが毎回変わったり、おまけコーナーに無駄に気合が入っていたりと、色々な意味で意欲的な作品である。久しぶりに変態な福山潤が見られる良作(笑)。作画にはややムラがあったが、キャストもスタッフも楽しんで作っている感がひしひしと伝わってきたので、エロトークを許せるのならばお勧めできる一作。BSイレブンだから出来たのかもしれない。

同名のライトノベルのアニメ化。舞台は、汚染された世界から人間を守るために作られたレギオスと呼ばれる移動可能な都市が点在する世界。主人公は腕の立つ実力者だったがそれを隠していたのだが、入学式でその実力の一端を見せてしまったことから、軍隊(?)の一員となり戦うこととなる。
続きものだが基本的に1話完結。戦闘や人間関係など色々と盛り込まれているが、どれもが中途半端でいまいちインパクトに欠けるという印象。後半に期待したいところだが…。

前作「the Aegis of URUK」から続く、ドルアーガの塔の第2期。舞台は、前作の最後から半年後。主人公は、幻の塔に消えたヒロインのことが忘れられず引きこもり同然の生活をしていたが、謎の少女カイ(ドルアーガの塔をやっているひとにはお馴染み!)と出会ったことから、再び塔を上ることを決意する。
続きものだが基本的に1話完結。前作同様のクオリティで、キャラクターも魅力的、萌え要素もそこそこと、かなりよい。いちおう前作の続きだが、前作を見ていなくてもそれなりに楽しめることも考慮し、A判定。今回の良作。

同名のPCゲームのアニメ化。主人公は、芸能界にデビューした恋人となかなか会えない生活を送っていたが、ふとしたきっかけでヒロインが憧れる芸能界の先輩の女性に出会い気に入られたことから、人間関係に悩み苦しみ、それでも何とか立ち向かっていく。
続きものだが基本的に1話完結。PCゲームが原作とはいえ、PCゲームが出たのは10年以上前らしい。オリジナルアニメだと思っても全く問題ない。舞台は多分昭和60年代あたりで古臭い印象があり、設定も主人公の少年に少女が数名というありがちな設定でありながら、心の描写が非常にいい感じで、個人的には面白い。やはり、どんなに設定がありがちでも、見せ方次第でいくらでも面白さは変わるものだと再認識した一作である。
終わり方がやや中途半端で、続きを匂わせる感じなのが気になったが、凡作レベルは超えていると思う。

同名の漫画のアニメ化。男性恐怖症で百合属性(かわいい女の子好き)な主人公の少女は、女学院に編入した初日に見目麗しい後輩と出会い興奮するが、その後輩は実は男だった。
続きものだが基本的に1話完結。主人公がやたらと妄想全開でよく興奮していたり、声が真田アサミでどう聞いても「でじこ」の自問にしか聞こえなかったりと、表面上は百合アニメだがかなりの異色作である。ということで、男性が見ても十分楽しめる良(?)作。とりあえず笑いたい(顔がほころぶという意味で)人にはお勧め。

「みなみけ」のアニメ化第3弾。
1話完結。短編の連続で、前作から引き続き今作も安定感はある。キャラクターの魅力も折り紙つきで、安心して見られた。

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