アニメ所感～2012秋～

オンラインゲーム「イクシオンサーガ」の世界を舞台としたアニメ。ゲーム好きの主人公の少年は、ある日ゲームをしている最中に突然異世界に飛ばされ、その世界で出会った一行を阻む相手を偶然撃退できたことから、その一行と行動を共にしながら元の世界に帰れる方法を探す。
続きもの。設定はシリアスだが内容は笑えるシーンが多め。実力派声優が真面目に馬鹿なことをやっているので、見ていてかなり楽しい。全くゲームのプロモーションになっていないと思うが、名前だけはかなり認知度が上がったと思うので、うまいやり方だったと感じる。下品なのが嫌いでなければオススメ。

同名の漫画のアニメ化。ドタバタ学園コメディ。
基本的に１話完結。終盤少し長編。基本的にはエロスとパロディ。中身はない。ノリで楽しむ作品。元ネタがいくつ分かるかで歳がバレる。

同名のライトノベルのアニメ化。主人公の少年は学生でありさくら荘というアパートに住んでいたが、ある日このアパートに少女が引っ越してきた。彼女はずば抜けた才能を持っており、その筋ではかなり有名だったが、実は自分一人では身の回りのことがほとんどできず、常識にも欠けていることから、少年が彼女の世話係をすることになる。
続きものだが基本的に１話完結。まあ学園ラブコメ。少女は常識に欠けるということで簡単に大胆な行動を取ったりするというエロス部分がポイントだと思うが、常識に欠けるが故に常識にとらわれないセリフを言ったりする辺りも恐らくポイント。主人公がいつも大声で叫んでいるなという印象。BとB+の間くらい。

「ゴクジョッ。」「ライチＤＥ光クラブ」という2作品のアニメ。1本5分程度という超短編。前者は女子高アニメ、後者は怪しい学園もの？
１話完結。声優は見慣れない人が多い挑戦的な作品かもしれない。短いのですぐ見られるが、内容が並以下だが時間が経つのが少し長く感じる…のは自分だけか。

同名の漫画のアニメ化。主人公の少女が住む家は借金の形として奪われ家を追い出されてしまい、途方に暮れた少女は謎の青年を助けたことから彼に住むところを紹介される。しかしそこは廃神社であり、少女は土地神となりそこに住む神使らと生活していくことになる。
続きものだが基本的に１話完結。今期の女性向け漫画原作1。イケメンの神使や妖怪らが多く出てくるというところは、女性向け漫画原作らしさ。恋愛要素もそれなり。神様という部分を除けば他の女性向け漫画原作よりは素直に楽しめた印象。

同名の漫画のアニメ化。舞台自体は「もっとTO Loveる-とらぶる-」から更に続き、主人公の少年のハーレムっぷりが更に強まっていく。
続きものだが基本的に１話完結。エロス枠。AT-Xで勝利できなかったのが残念。「もっと」が短編集だったことに比べれば内容はあるが、まあエロスアニメと言っていい。

同名の漫画のアニメ化。主人公の少女は感情をあまり表に出さず人付き合いもあまりしない性格だったが、ある日学校の都合で不登校だった少年と関わった際に彼に懐かれ、徐々に変わっていく。
続きものだが基本的に１話完結。今期の女性向け漫画原作2。主人公の少女の性格がきつめというのは珍しい。恋愛ものではあるが、普通の恋愛ものよりは真っ直ぐではなく、そういう意味では異色。

同名のWeb日記？のアニメ化。謎の生物うーさーが居候する家で起こる色々。
オムニバス形式。放送時間自体が5分と短く、更にその中が3話程度あるので、1話1分程度の短編。こちらもうーさー以外は新人の声優だが、うーさーをベテランの宮野さんがやっており、引っ張っている印象。サクサク進むのでテンポが良く、キャラもユルく親しみやすい。

同名のライトノベルのアニメ化。主人公の少年は、かつて中二病的な行動をしていたが、今ではそのことを恥ずかしく思い真っ当に生活していた。しかし、かつてを知る現在も中二病真っ最中の幼馴染や知人らと出会い、関わりを持っていく。
続きものだが基本的に１話完結。学園ラブコメ。京アニ作品ということで期待をしていたが、何故このような特徴的な作品を選んだのだろうかというのが感想。クオリティは京アニらしさ。インパクトは強い。

「ハヤテのごとく！」の第３期アニメ。ヒロインである少女が、執事である主人公の少年がもう執事ではない、という意味深なセリフから始まる。
続きもの。基本的にはラブコメだが、今回は一応1クールの続きもの。一気に見ると繋がっているのがわかってより楽しめた。

同名の漫画のアニメ化。主人公の青年は爆弾を使って相手を倒すネットゲーム「BTOOOM!」のハイレベルプレイヤーだったが、ある日気付いた時に見知らぬ島におり、手には爆弾があった。この島でリアル「BTOOOM!」をするのだと気付いた主人公は、この島で生き残るために奮闘する。
続きもの。爆弾で実際に死んだりするのでかなり強烈。自身の生死がかかっているということで、キャラの性格はむき出しになっている感じで、やや苦手な人もいるかもしれないが、全体的には楽しめた。切りのいいところでは終わったが、続くような引き。

「ひだまりスケッチ」の第４期アニメ。「ひだまり荘」に暮らす少女らの学園生活であることは変わらず。
オムニバス形式。タイトルは変われど、相変わらずの安定感。毎回最後のお風呂も相変わらず。のんびり見るには良い。

同名の漫画のアニメ化。愛称がジョジョであるキャラが主人公であり、数話単位で主人公が変わっていく。
続きもの。原作は敢えて説明をする必要がないくらい有名なので、ボロが出ないようにここでは細かい部分は書かない。原作はほとんど読んでいないが、原作の特徴的なセリフ描写をアニメでもそのまま用いたり、名台詞を余すことなく盛り込んだりと、原作の印象を崩さないよう努力しているということを強く感じる。肉弾戦のバトルがメインで、その部分もしっかりと作りこまれており、クオリティの高さを感じる。

同名の漫画のアニメ化。主人公の少女は小学生時代の苦い経験から人と接することを極端に避けていたが、高校生のある日、学校で人気者の少年に感心を持たれ、ふとしたきっかけで関わりを持つようになる。彼との出会いから人と接することも行うようになっていきつつ、彼と彼女も少しずつお互いを思うようになっていく。
続きもの。ベタベタな学園恋愛もの。女性向け漫画らしいといえばらしい。「君に届け」に近い印象だが、男性の好意の持ち方が創作らしいなあと感じる部分があるため、評価自体は普通だが、個人的には楽しめた。

同名の漫画のアニメ化。wikiによると「アラビアンナイト」をモチーフとした作品、らしい。
続きもの。クオリティは高くなかなか楽しめている。

同名の漫画のアニメ化。テニス部の少女4人の日常。テニスはほとんどしない。
１話完結。3分枠でキャラがものすごい早口で喋りまくるのが特徴。テンションがよく3分とは思わせない内容の多さを感じる。お得感があるという意味でプラスをつけた。