アニメ所感〜2012春〜

同名の漫画のアニメ化。学生である主人公の少年は、ある日学園の幽霊と名乗る少女と出会い、彼女の希望を叶えるために協力したことから様々な出来事に遭遇する。
続きものだが基本的に1話完結。学園ホラーとラブコメが適度に両方楽しめるという感じか。最後まで見て、まあ悪くはなかった。

「君と僕。」の第二期アニメ。日常系。
ユルい話は相変わらず。2期ができた理由がよく分からないアニメ。恐らく女性向けなのだろう、うん。

同名のライトノベルのアニメ化。主人公の少年はある日異形のものに襲われそうになるが、その時謎の少女が現れ異形のものを退治する。彼女は主人公を守るために護衛するといい家に転がり込むのだが、それをきっかけとしてドタバタな生活が始まる。
続きものだが基本的に1話完結。とはいえ途中から見てもあまり違和感はないと思う。「(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!」という弾幕で2chやTwitterではおなじみ。作品内容自体もパロディーが多く、ノリで見るアニメ。自分で言っているがあざとい。だがそれがいい。キャストが豪華で演技も楽しめる。確実に男性向け。「(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!」は末永くネタとして使われることだろう。中身はやっぱりないよ。

前作「クイーンズブレイド」の続編を描くアニメ。前回の戦いの後しばらくは平和が訪れたが、ある日女王が豹変したことからまたもや国が殺伐とし、それを正すために主人公の少女は立ち上がった。
続きものだが基本的に1話完結。ちなみに前作のキャラも少しは出る。基本的にはおっぱいなどを嗜むアニメ。バトルはそこそこ見応えがあった。

同名の漫画のアニメ化。主人公の少年は中学の時は強豪バスケ部の部員の1人であり、高校に進学した主人公はバスケ部に入ろうとするが、何故か影が薄くバスケもそれほど上手いわけではない。しかしそれが主人公の能力だった。
続きもの。人間離れしたスキルは使わない割と正統派スポーツもの。久しぶりな感じで純粋に楽しめる。バスケを知っているとより楽しめると思う。

同名の漫画のアニメ化。武器商人たちが世界各地を周り旅をする。
続きもの。ハードボイルドな感じだがそれほど重い感じはない。なのでジャンルの割には物足りない印象を受ける。あっさり終わっていた印象。

〈古典部〉シリーズという小説のアニメ化。主人公の少年は何事にもあまり興味が持てない無気力な性格だったが、廃部寸前だった古典部をなくさないために入部して欲しいと姉に強く頼まれたことから渋々古典部に入るが、そこには別の入部希望者がいた。彼女らと共に学園内外で起こる謎に向かう。
続きものだが基本的に1話〜数話完結。推理ものというよりは、学園内外で起こった困ったことに対して知恵を絞る、というくらいが近いか。キャラはかなり魅力的で、京アニは強いなと感じた。

「これはゾンビですか?」の第二期アニメ。なぜ二期ができたのかよく分からない。ゾンビである主人公の少年と普通でない少女らが送るハチャメチャな日常。
続きものだが基本的に1話完結。キャラものだと思う。ヒロインの一人である無口なキャラを主人公の妄想の中で様々なベテラン声優が演じるのは一期と変わらず。いち早く終わって印象もすぐに無くなった。

「ルパン三世」の登場キャラの1人である峰不二子の視点で描くアニメオリジナル作品。ストーリーは峰不二子がルパン三世らと出会う頃から始まる。
基本的に1話完結。続いてはいるが各話で話が切れるのは元のルパン三世と同様なので、途中からでも問題なく入り込める。ルパン三世自体が大人向けの作品であることからか、昨今の地上波では厳しい女性の裸シーンが本作ではほとんど規制されていない。とはいえ硬派なイメージは変わらないので、「おっぱいハラショー」という感じに盛り上がるというものでもないと思う。声優は昨年のTVスペシャルの刷新版そのまま。1クールではなくもう少し長くやってほしかったという意味で最終評価を下げた。

同名の漫画のアニメ化。主人公の少女はとてつもないカリスマ性から1年生ながら生徒会長になる。そして学園の様々な問題に対処していく。
続きものだが基本的に1話完結。1回1〜2話。主人公は文武両道、才色兼備というアニメでしかありえないような設定。学園もの少しラブコメだと思っていたが、バトルだったのだろうか。原作は西尾維新らしいが、化物語のように文字がだらだらは出ない。ただ見ていればノリは西尾維新だなと感じる。2期があるらしい。

同名の漫画のアニメ化。舞台は昭和40年代。主人公の少年は親の仕事で何度も転校をしていたが、人付き合いが苦手で慣れていない。そんな主人公が引っ越した編入した新しい学校で、ある少女に惹かれたことがきっかけとなり、ピアノが弾けるということもあり、音楽をやることになる。
続きもの。一昔前を思わせる古風な作画が印象的。学園ものだがよくあるラブコメ風味ではなく正統派な感じ。他のBよりは断然良かったが、B+には届かず、という印象。ただ人によってはお気に入りになるとも感じさせた。

アニメオリジナル作品。主人公の少年は人付き合いがとことん苦手で、そのために友達もいなかった。しかし転校先で不思議な少年に強引に誘われたことから釣り友達になる。
続きものだが基本的に1話完結。ただの釣りアニメから話が大きくなっていった。頑張ってるなあとは思ったが強引さを感じた。

オリジナルアニメ。まあ学園ラブコメ。
オムニバス形式。4コマ原作なので何となく想像は付くと思う。キャラは綺麗というよりは可愛らしいという方が合う感じ。ややワンパターンだが、ほのぼの系としては良かったので評価を上げた。

同名の漫画のアニメ化。主人公の少年はゾンビが好きという変わった趣味で、事故で死んだ飼い猫の蘇生を日々試みていた。そんなある日、主人公はとあるヒロインのお嬢様な少女に出会い知り合いとなるが、その少女の父親は娘を異常な程に溺愛しており、主人公も排除しようとした。そのいざこざの中で少女は不幸にも死んでしまうのだが、主人公の研究していた怪しい薬をこっそり飲んでいた少女は何と…。
続きものだが基本的に1話完結。今期は「これゾン」があるが、全く違った感じ。設定はホラーだがあまりホラーな印象は受けない。最後が拍子抜け。

同名のソーシャルゲームのアニメ化。ふとしたきっかけで戦国時代からタイムスリップした武将の名を持つ少女たちが、元の時代に帰るために現代で奮闘する。
続きものだが基本的に1話完結。戦国武将の女体化自体が今となっては使い古されたネタで、新鮮味もない。キャラはまあ可愛い。2クールでびっくり。

同名のライトノベルのアニメ化。主人公の少年は背が低く小太りな典型的ないじめられっ子タイプで、実際にいじめられていたが、その憂さを晴らすためにしていたと思われるゲームの腕は素晴らしかった。そんなある日、主人公は学園のアイドル的存在のヒロインからゲームの腕を見込まれ一つのソフトを提供される。そのソフトは、現実世界をベースとした格闘ゲームだったが、それと引き換えに現実にも影響を与える加速能力を使うことが出来るというものだった。
続きものだが基本的に1話完結。全ての人間が24時間ネットにつながっているという近未来を感じさせる設定。作画もキャストも力が入っており、なかなか面白い。オススメ。こんななりでもモテモテとか理不尽です!

同名の漫画のアニメ化。特殊な能力「ZET」の力を持つ者たちが戦う。
続きもの。こちらもハードな世界観。1クールながらもきっちりと終えたのは良かった。

「エウレカセブン」の続編的位置付けのアニメ。主人公の少年はトラブルに巻き込まれた際に拾った謎のアイテムのせいでロボット(IFOというらしい)のパイロットになれてしまうことから物語が始まる。
続きものだが基本的に1話完結。前作を見ていないので世界観的なものが分からない。ただ前作を見なくても見られるとは思う。ストーリーが追えなくなっている印象で、評価を下げた。

オリジナルアニメ。学生で親友である4人の少女が住む町には「御石様」という巨大な石があり、真摯な願いを叶えると噂されていた。迷信だと思っていた少女らだったが、ある日4人で空を飛びたいと願ったところ、本当に空を飛んだ。それを始まりとし、御石様が少女らに様々な奇跡を起こす。
続きものだが基本的に1話完結。スフィア(高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生、寿美菜子)の4人がヒロインを演じ、OPもEDもスフィアが歌うというスフィアのスフィアによるスフィアのためのアニメといっても過言ではない。内容的には少し不思議系学園ストーリー。スフィア好きなら是非。内容はまあ普通。

同名のゲームのアニメ化。主人公はヒロインの少女らと日々パンを作り暮らしていたが…。
続きものだが基本的に1話完結。パンをやたら推すアニメ。というかパンアニメ。EDの作画がどんどん変わっていったのが話題だった。キャラは魅力的ながらも、本編はやや残念。少なくともこれを見てゲームをしたいとは思わなかった。

2011年秋の「Fate/Zero」の続き。
続きもの。前回いいところで終わったので、初めからクライマックス。クオリティは相変わらず高い。今期のオススメ作品。可能なら第一シーズンから見ておきたい。

同名の漫画のアニメ化。主人公の少年がいるクラスにある日少女が転校してくるが、彼女は授業中寝る、会話が噛み合わないなど明らかに異常な行動を取り、転校した当初こそちやほやされていたが次第にクラスから浮いていった。しかし、主人公がある日彼女が寝ていた机に残っていたよだれを何を思ったか舐めてしまったことがきっかけとなり、その彼女と付き合うことになったのだった…。
続きものだが基本的に1話完結。独特な世界観は作者の作風であり、他の作品とは全く相容れない作品。好みはかなり分かれるだろう。1クールは物足りない印象ではあった。

かつて一世を風靡した「聖闘士星矢」の未来を舞台としたアニメ。星矢たちの死闘は終わり、星矢は黄金聖闘士としてアテナを守っていたが、ある日謎の敵に星矢は倒されアテナも行方不明となってしまう。アテナが育てていた主人公の少年は、アテナに託された伝説のペガサスの聖衣をまといアテナを探す旅に出る。
続きものだが基本的に1話完結。オープニングが懐かしい。設定には何故か属性というゲームっぽいものが導入され、つまらなくなっている印象。作品自体は普通だが、聖闘士星矢の続編としては物足りないという意味で厳しくB-としたい。子供向けと見ればまあまあ。

同名の漫画のアニメ化。子供の頃に宇宙飛行士に憧れた兄弟。しかし、大人になって先に宇宙飛行士になったのは弟であり、兄は平凡な人生を送っていた。しかし、その弟にけしかけられたことから兄も宇宙飛行士を目指すのだが…。
続きもの。テンポが良くギャグもシリアスも適度にあり面白い。今回のオススメの1つ。放送時間帯が早朝というのが少し残念。必見!

前作「ファイ・ブレイン」終了後から間髪を入れず続く設定。相変わらずパズルで戦う。
続きものだが基本的に1話完結。今回は視聴者参加型に進化しており、ますますパズルをさせる感じである。もちろんそれだけではなく、キャストも前回と同様に力が入っている。今回は対戦パズルが多い。中盤少しだれた。後半に期待。

同名のゲームのアニメ化。主人公の少女は特殊な力を秘めており、その力で使命を果たすべくとある町に引っ越してきたが、まだその力を使うことが出来ない。そして主人公は謎の敵に襲われそうになるが、それを助けたのは謎の少年であり、彼は主人公を守る使命を持っていると言うのだった。
続きものだが基本的に1話完結。ふしぎ遊戯とかを思い出した自分は古いのだろうか。恐らく女性向けだからだろうか。主人公側がずっと弱いというのが新鮮。しかしこれはどうなのだろう。イマイチ感が強かったが、何故か2期がある(元々分割2クール?)謎。ちなみに、MXではこの作品の終了後に「しばいぬ子さん」というショートアニメがあり、個人的にはこちらのほうが好き。しばいぬ子さんの続投のほうが朗報。

同名の漫画のアニメ化。「咲-saki-」の登場人物の1人である少女と子供の頃麻雀をしたことがあった主人公の少女は別の高校に進んだが、彼女の活躍をテレビで知り、もう一度その少女と戦うために仲間を集めて麻雀部を復活させ、全国大会を目指す。
続きものだが基本的に1話完結。途中からアニメ「咲-saki-」の最終話の時間軸に追いつき、前作ヒロインの咲らも出る。なお、前作も割とそうだったが、特に今作は麻雀アニメではなく麻雀が時々出る学園ものである。麻雀の駆け引き的なものは期待してはいけないし、登場キャラは等しく特殊な能力を持つ。これを見て麻雀をしたくなっても現実に戻されるので注意されたし。キャラものとしてはよい。

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