いつものように、昨日の帰宅後には再度サークルチェックをするのだが、やはり2日目はお目当てのジャンルがない。また、企業ブースも、今回は初日に買ったもの以外で気になっているものもなかったため、行かないことにした。天候は、曇りでそんなに暑くはなさそうで、今日も参加者には優しいかな、と思っていると、14時頃に突然の雷雨でびっくり。15時頃には止み、夕方には太陽すら顔を出すという天候の急変であったが、たまたまこの時間に移動していた人は災難だったかもしれない。
起床は5時過ぎで、出発は6時過ぎ。会場に着いたのは7時頃であったが、既に東の待機列のある駐車場はいっぱいだったらしく、西の待機列に入る。何だか、去年も同じような位置に待った気がする…。
入場は10時20分頃で、全力で歩いて東棟に着いたのが10時25分頃。まずは、本日の目的である「VISTA」のオダワラハコネさんのところで、新刊を一通り購入。回によってはけっこうな列ができていたりするが、今回はそんなに列が長くなかったため、10分程度で購入。ラッキー。
その後は、毎回運試しで並ぶ「あいすとちょこ」。今回は七尾奈留さんがカタログの表紙だったこともあり、例年よりも激戦になるであろうことは予測していたが、その予想を大きく上回る並びっぷりであった。
ちょっと分かりにくいが、水色の部分がVISTAで、紫(マゼンタ)色のところがあいすとちょこである。そして、自分が並んだ時点で、最後尾は右上の赤丸あたりの位置であった。長っ。しかも、紫の真上まで直線で、そこから垂直に折れる、という形の列ではなかったようで、列は真っ直ぐ左に伸び、画像の左端まで進んで折り返していたらしい(「し」の字を90度時計回りに回したイメージ)。しかも、その折り返しの回数が1回だったのかどうかも怪しい。(なぜこのような曖昧な言い回しなのかというと、自分が先頭に近づいた時点で、折り返し部分は整理されて垂直に折れる形になっていたからである。が、途中何十分も列が進まないことがあった、列にいた人の友人が前を見てきた状況を話しているのが聞こえた、などから、最初は折り返しが少なくとも1回はあった模様)
並んでいた時間は3時間弱。列に入った時間は10時35分頃だったので、最初はさすがに買えるだろうとたかをくくっていたのだが、あまりの進みの遅さに、不安に襲われたりもした。不運なことに、この時間帯は晴天で、暑さ自体は午前中ということでそれなりであったが、やはり少しきついものがあった。
ちなみに、あいすとちょこの右の緑(ライム)色のサークルは、「CUT A DASH!!」のみつみ美里さんのサークルで、この待機列と一時は激しいデッドヒート(笑)をしていたが、11時くらいまではあちらの列の速度がものすごく速く、最終的にも12時過ぎには完売していたのが羨ましかった。
なお、結果は無事に購入(グッズなどは売り切れで、新刊のみだったが)。時間は13時25分であった。これだけ並んで買えなかったら、さすがに泣くに泣けないだろう、というのが第三者の感想だと思うが、実際は自分が買った10分後くらいで完売していたので、余裕ではなく本当にぎりぎりだった。これはすなわち、自分の10分後に並んでいた人が買えなかった可能性があるということであり、コミケは1時間早く来ると10分早く入れると言われているので、今回もそうであったとすると、9時くらいに会場に来た人は、一目散にあいすとちょこの列に並んでも買えなかった可能性があるわけである。これは厳しい。
個人的な心境としては、11時入場で大手が買えないのは「もっと早く来なさい」と言いたいが、開場前に来た人は、大手でも1つくらいは買わせてあげたい、というのが率直なところである。列捌きのスキルアップ、ループ買いの抑止、徹夜の根本的対策など問題は多いと思うが、入ってすぐに待機列に入って、夏の太陽の下3時間弱並んで結局買えなかったとなると、本当にその人にかけてあげる言葉が見つからない。今回、そのような人も数百人レベルでいたと思われる。
また、最後まで限定数が2冊のままだったというのも気にしている人がいるようだが、販売物のコンセプト・売り手の意向などもあり、なかなか難しい。だからと言って、後ろの人に気を使って1部だけに抑えるのかというと、いざ自分が販売の最前列に着き、そのサークルが自分の大好きなところで、しかも2冊まで買えますよ、と言われたら、2冊買うだろう。もちろん自分も2冊買ったわけだが。そもそもループ購入の人のほうが問題であり、この辺りは性善説を信じるからこそ成り立つコミケの限界と言わざるを得ないだろう。
その後は、「Indico Lite」(IL)のMitha(みさ)さんの列がまだあったため、こちらで購入をしたところで体力の限界。内側のサークルも少し眺めたが、これ以外は買わずに帰宅。やれやれ。ちなみに、いつも思うのだが、Mithaさんのところの本は高い気がする…(結局買うのであまり気にしているわけではないのだが)。原価を知らないので適正価格は分からないが、ほぼ同じ厚さでカバーつきというのも同じだったあいすとちょこの新刊が1000円、ILの新刊が1200円だった。うーん。でも、グッズはちょっとお気に入り。特に携帯ストラップはなかなかよいので、去年の夏コミにVISTAで買ったストラップが寿命になりつつあるので、交代かな。
また、今回のあいすとちょこの新刊は、けっこうえちー感じ。もともとチラリズムにかなりのこだわりを持っているのは知っているが、新刊でかなり前面に出してくるとは、どういう心境の変化なのだろう。(^^;
帰宅後は、少し体力を回復した後に、毎回恒例のコミケ飲み会に参加。去年の夏は体調が良くなく、飲み会に参加してもあまり飲食できなかったり、飲食中に気分が悪くなることが多かったが、だいぶセーブできるようになってきたので、今回はそれなりに飲食もし、無事に過ごせた。食欲が落ちているのは歳、なんだろうなあ。あ、運動不足もあるだろうが。(^^;